【創作】藤夜アキ創作アワード2017Early
こんにちは、そしてお久しぶりです、藤夜アキです。
大きなご連絡が一つあるのですが、それはまた後日にするとして、今回は2017年の上半期に小説家になろうに投稿した全107作品の内、私がオススメしたい10作品をランキング形式でご紹介します。たまには振り返らないと、ですね。
10位 彼女とピアノ
僕と彼女とピアノの詩。
ピアノが好きな私の2017年初頭の作品です。
ピアノ関連の作品はいくつか書いていますが、あの見た目、あの音は本当にそれに勝る楽器が無いと思います。
9位 偽愛サーキュレーション
愛の詩。
不毛な愛に踏み込んで、その虚しさを描きました。胸が痛みます。
8位 雪が溶ければ、君は行く
悲哀の愛の詩。片想いが破れる頃の。
四ヶ月ほど前ですが、それだけでもう書けないですね、今になると。
7位 ガーベラ
つい最近のですが、気に入り反面、微妙かも半分と言ったところなのでこの位置に。
前半が微妙で、後半は好きです。
特にそこで用いた表現が、とても。
6位 Retake
年月が人を変える、そんな過去の恋への残滓。
もう一度隣を歩いても、もう、違う。
そんな詩。
詰まっています。思いが。
5位 交差点
当時気に入っていても今はそうではない、そんなものもたくさんありましたが、これは今も気に入っています。悲しいのに、それが美しい。
4位 花々
このアワードを選ぶ際に暗すぎる作品を除外して考えていましたが、暗いにも関わらず美しさを見た作品です。
健気な暗さとでも言いましょうか。よく書いたね、私、と言ってあげたい。
3位 Lumière
光を捉えた詩です。
詩としての詩を考えた作品として、私の中では画期的な作品になりました。
定型詩はほとんど書かないので。
多くを語らないからこその多弁とは、いかに。
1位と同じ理由で、そして1位に繋がるものとして。
上半期は暗い作品が多かった。そんな中で、ほんの少し見えた光。
そのなんと明るいことか。
たくさん書きましたが、2017年の上半期はこれが二番目です。
1位 Orange
2位と似ていますが、暗さのトンネルを少し抜けたような、そんな色が見えました。
タイトルがとてもお気に入りです。
こんな作品がいつも書けたら良いけれど、いつも書けないから良さがあるのでしょうね。
たくさん書いたのに、意外と10個も決められない感じで、うーん、と言ったところ。
本当に気に入ったものは滅多に出ないですね。
期間が空いてなさすぎるのもありますね。
当時の感覚がまだ生々しく蘇る。
書いた当時の好きがあって、しばらくするとそうだったかな、と飽きが来て、また好きに戻る。その過程で飽きが来ていた作品は除外されていることになります。
たとえば、
とか
とか
とか
は、今日でなければランクインしていたと思います。
好きですが、今日の気分では違う。そんな感じです。
夜ならまた違うとか、きっとあります。
きっと。
上半期だけでも、私の好みは大きく変わりました。
3月には歌絵師が一気に伸び、新しい読者層がついたのと相俟って、一時期死を見つめる作品が増えました。
ここ二ヶ月ほどはamazarashiを知ることで新たな世界が広がり、さらに距離を置いていた文学に少しずつ触れ直すようになって、世界の見え方がまた変わりつつあります。
目まぐるしく変わる私。
下半期はどんな作品が生まれるのか。
楽しみです。