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「好きなものだけ詰め込んでやりました。」

好きなことについて好きなペースで書いて行くのさ。

偽愛サーキュレーション

創作

 愛のために愛する、そんな悲しい嘘。
「愛してる」なんて、もう口に出来ない。
 あなたに愛されるために。
 私を嫌いにならないために。
 全て、私のため。
 あなたにしてあげること、全部。
 誰より優しい彼女。
 誰より冷たい彼女。
 言葉は違うのに、意味は同じ。
 どこで歪んでしまったの、そう思って振り返っても。
 私は同じ顔で笑っていた。
 初めから、そうだった気がした。
 あなたのために愛する、そんな本当の愛。
「愛してる」なんて、全部口から出任せ。
 あなたに愛されるために。
 私が死んでしまわないために。
 全て、私のため。
 あなたにしてあげたこと、全部。
 何より素敵な彼女。
 何より最高な彼女。
 言葉にすると、余計に陳腐。
 どこで歪んでしまったの、そう思って振り返っても。
 私は同じ顔で笑っていた。
 前世から、そうだった気がした。

 壁越しに。ガラス越しに。鉄柵越しに。
 愛した。愛された。
 愛された。愛した。
 でも、あなたは代名詞。
 代わり得る。
 代わり得てしまう。
 いつか私が愛した人も。
 いつか私が愛する人も。
 私の愛は、変わらない。
 当てはめる、入れ替える。
 愛した。
 でも、愛せてた?
 愛された気になって。
 愛せた気になれたら。
 私の愛は、終わっていた。

 演目は変わる。
 私が死んで、また私が生まれたら。
 愛のために愛する、そんな悲しい嘘。
「愛してる」なんて、また口に出してる。

 

 

なぜ文を書くのか。私には最近、分からない。

好きだから。それは半分しか合っていない。

書きたいから書いている、それは、違う。

もちろん、そんな時もある。

でも、この作品を、私は書きたいから書いていない。

書かないと、生きていられない。

そんな風に感じられるから。

 

 

でもきっと、書きたいから書いている。気がする。

と、お茶を濁さないとブログの趣旨に反する。

でも分けるの面倒くさいし、このまま。

多分大丈夫。