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「好きなものだけ詰め込んでやりました。」

好きなことについて好きなペースで書いて行くのさ。

私の小さな文学史

 創作活動を心からするようになって、早八年目に入りました。文学史を学ぶ機会があって、今までからの長い間に私の創作がどのように移り変わってきたのか、気になったので、「私の小さな文学史」と称して、私の創作の来歴を、ほんの少しばかり振り返ってみたいと思います。

①最初期-15歳頃
 海外ファンタジーや海外文学が好きだったので、最初はずっとファンタジーを書きたいと思っていました。長大な物語を頭に思い描きながら、手書きでメモ帳に綴る日々でした。今読み返すと恥ずかしさでいっぱいな稚拙な文章でしたが、一作品完結させていたりと、今よりも一本筋は通っていた気がします。状況の描写について意識を強く持ち、その描写に力を入れるきっかけがあり、そこからはしばらく三人称の描写を頑張ることを意識しました。基本的に全てアナログなので、作品は全て手元にある限りです。

②第一期-16〜17歳頃
 今の藤夜アキに繋がる系譜とは異なる系譜での創作期です。高校の文芸部に所属し、本格的に小説を書くことを決めた時期でもありました。この頃、俄に恋愛系の物語に興味を抱き、ライトノベルが当時の好みであったことから(「バカとテストと召喚獣」や「文学少女シリーズ」などのラノベを読んでいました)、一人称小説への移行が顕著だった時期です。この頃の作品は主人公がほぼ必ず女子で、中編の小説を書いていました。作品的には、「私の生きにくいカレシ」にその名残があります。一方で、少しずつ病み始めた時期でもあります(笑)病み作品の兆しが見え始めるも、この頃は明確な病みまでは感じていません。

③第二期-18〜19歳頃
 夕(Soir)、心支夕、幽渚夕など、藤夜アキに繋がる直接の系譜での活動を始めた頃です。第一期の恋愛系の傾向を引き継ぎつつ、暗く寂しい病んだ雰囲気と合わせた作品を書いていた頃です。この頃は長い物語を書くことが良いことである、という認識を持っていたため、作品数は少なく、大きな作品一つだけが印象に残っています。それ以外はネタだけが無為に書かれ、実際に執筆に至ったケースは稀でした。

④第三期-19〜21歳頃
 碧海めぐむ(後半期は碧海愛と漢字に直しました)として活動していた頃です。海が好きなこと、恋愛系の物語を多く書いていたことから、この名前にしました。Soirとその日本語的筆名を両立することが不便だったこともあり、作家的な筆名にしたいと願ったことが改名の理由です。高校の卒業と共に単独での活動となるも、高校の同級生が高校の当時から続けていたノベルゲームのサークルに所属し、シナリオを一本書くなど、小説以外の作品を執筆することも増えた時期でした。一人称小説に偏っていた第一期、第二期に比べ、三人称小説にも再び手を出し、今に繋がる「歌い手カレシと絵師なカノジョ」の執筆を始めた段階です。小説を読むことから遠ざかり、漫画、洋楽からの影響を多く受けた時期でもあります。創作の方向は一気に小説的というより、詩的な散文、散文的な詩へ移って行った移行期です。〝小説家になろう〟に上がっている2016年4月以前の作品は、基本的にこの時期のものです。以前投稿していたブログには作品の多くがありますが、特に掘り出す気も無いので挙げはしません。小説以外から小説を醸成する、という意識が強かったため、小説らしさを欠いた作品が多く生まれてしまった一方、小説以外を創るきっかけを手に入れ、小説家ではなく創作家を目指したいと思えるようになった大事な時期でもあります。
 しかし、多岐にわたる範囲に手を出した反動から、創作が一時的に分からなくなったこと、現実での心理的不安などから、最後の一年弱は創作活動を休んでいます。
⑤第四期-21歳頃〜
 藤夜アキとして活動を始めてから、現在に至るまでです。新たな自分、再出発を誓い、最も敬愛する漫画家である〝石田スイ〟先生にあやかって、漢字二文字の苗字、カタカナ二文字の名前で、ひらがな5文字の筆名にした、というのがこの名前の理由です。藤の花が好きなこと、夜が好きなこと、そして秋生まれであり、アキのローマ字綴りAkiの中に、第三期ペンネームの愛が含まれている所からこの名前にしました。
 自分らしさを何となく把握し始め、その上で欠けてしまった技術を取り戻しながら前に進んでいきたいと思うようになった今日この頃。小説らしさも意識しながら、マルチな創作をめげずにやって行けたらな、と思います。

 何だか割とぼんやりとした把握になりました。文学史を学んでいるとはとても思えない恣意的で単なる回想になってしまいましたが、良いもん理論派じゃないもんという酷い言い訳を置いておきます。
 分析はするのもされるのも苦手です。
 でも、自分を見つめ直す良い機会にはなった気がします。これからも頑張って行きたいです。ですので、応援よろしくお願いします。